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文殻
ふりがな文庫
“文殻”の読み方と例文
読み方
割合
ふみがら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふみがら
(逆引き)
あの人はこの前と同じように封をきって、やはり一分間足らずで読みおわって、机の上へ
文殻
(
ふみがら
)
を投げ出し、それから巻
煙草
(
たばこ
)
に火をつけた。
オパール色の手紙:――ある女の日記――
(新字新仮名)
/
平林初之輔
(著)
いや、読み終った
文殻
(
ふみがら
)
をもなお顔に押し当てて、小右京の肌の香を
嗅
(
か
)
いでいた。そのうちに、みるみるそれはぐっしょり濡れてしまった。
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
手文庫には
文殻
(
ふみがら
)
とノートがぎっしり詰っていた。
空地
(
くうち
)
のあるのは
夜具
(
やぐ
)
蒲団
(
ふとん
)
のしまってある一
間
(
けん
)
の戸棚だけであった。細君は苦笑して立ち上った。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
文殻(ふみがら)の例文をもっと
(13作品)
見る
文
常用漢字
小1
部首:⽂
4画
殻
常用漢字
中学
部首:⽎
11画
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