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行悩
ふりがな文庫
“行悩”の読み方と例文
旧字:
行惱
読み方
割合
ゆきなや
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆきなや
(逆引き)
たださえ
行悩
(
ゆきなや
)
むのに、秋暑しという言葉は、残暑の
酷
(
きび
)
しさより身にこたえる。また汗の目に、野山の赤いまで暑かった。
栃の実
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
◎
伊賀
(
いが
)
の
上野
(
うえの
)
は旧
藤堂
(
とうどう
)
侯の領分だが藩政の頃
犯状
(
はんじょう
)
明
(
あきら
)
かならず、
去迚
(
さりとて
)
放還
(
ほうかん
)
も為し難き、俗に
行悩
(
ゆきなや
)
みの
咎人
(
とがにん
)
ある時は、
本城
(
ほんじょう
)
伊勢
(
いせ
)
の
安濃津
(
あのつ
)
へ
差送
(
さしおく
)
ると
号
(
ごう
)
し
枯尾花
(新字新仮名)
/
関根黙庵
(著)
猟夫
(
かりゅうど
)
や
樵夫
(
きこり
)
の荒くれ男ですら
之
(
これ
)
を魔所と唱えて、昼も
行悩
(
ゆきなや
)
む
三方崩
(
さんぽうくず
)
れの悪所絶所を、女の弱い足で夜中に越そうと云うのは、余りに無謀で大胆であった。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
行悩(ゆきなや)の例文をもっと
(6作品)
見る
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
悩
常用漢字
中学
部首:⼼
10画
“行”で始まる語句
行
行燈
行方
行李
行衛
行灯
行脚
行水
行者
行末
検索の候補
歩行悩
諸行煩悩
“行悩”のふりがなが多い著者
関根黙庵
泉鏡花
岡本綺堂