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差送
読み方 | 割合 |
さしおく | 66.7% |
さしおくり | 33.3% |
◎
伊賀の
上野は旧
藤堂侯の領分だが藩政の頃
犯状明かならず、
去迚放還も為し難き、俗に
行悩みの
咎人ある時は、
本城伊勢の
安濃津へ
差送ると
号し
聞て所の
代官首藤源兵衞より
公儀御代官二
股の
陣屋大草太郎左衞門殿へ差出し一通り吟味の上駿府へ
差送りに相なり石川安五郎は
揚り屋入申付られ其後同所町奉行
桑山下野守殿
種々吟味ありしかど重五郎を
... 此の花は
忽ち
散果可申茎は
其許さまへ
蕾のまゝ
差送候」はて…分らん…「差送候間
御安意之為め申上候、
好文木は遠からず枯れ秋の芽出しに相成候事、
殊に安心
仕り候、余は拝面之上
匇々已上、別して申上候は」