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差送
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さしおく
ふりがな文庫
“
差送
(
さしおく
)” の例文
◎
伊賀
(
いが
)
の
上野
(
うえの
)
は旧
藤堂
(
とうどう
)
侯の領分だが藩政の頃
犯状
(
はんじょう
)
明
(
あきら
)
かならず、
去迚
(
さりとて
)
放還
(
ほうかん
)
も為し難き、俗に
行悩
(
ゆきなや
)
みの
咎人
(
とがにん
)
ある時は、
本城
(
ほんじょう
)
伊勢
(
いせ
)
の
安濃津
(
あのつ
)
へ
差送
(
さしおく
)
ると
号
(
ごう
)
し
枯尾花
(新字新仮名)
/
関根黙庵
(著)
聞て所の
代官
(
だいくわん
)
首藤
(
すどう
)
源兵衞より
公儀
(
こうぎ
)
御代官二
股
(
また
)
の
陣屋
(
ぢんや
)
大草
(
おほくさ
)
太郎左衞門殿へ差出し一通り吟味の上駿府へ
差送
(
さしおく
)
りに相なり石川安五郎は
揚
(
あが
)
り屋入申付られ其後同所町奉行
桑山下野守
(
くはやましもつけのかみ
)
殿
種々
(
しゆ/″\
)
吟味
(
ぎんみ
)
ありしかど重五郎を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
差
常用漢字
小4
部首:⼯
10画
送
常用漢字
小3
部首:⾡
9画
“差”で始まる語句
差支
差
差覗
差向
差出
差俯向
差別
差当
差配
差置