“藤堂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とうどう90.9%
とうど9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その後暫くあって、染井の藤堂とうどうの屋敷と、染井稲荷そめいいなりとの間にある旗本の屋敷の、久しく明いていたのに人の気配けはいがするようです。
大菩薩峠:17 黒業白業の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
伊賀いが上野うえのは旧藤堂とうどう侯の領分だが藩政の頃犯状はんじょうあきらかならず、去迚さりとて放還ほうかんも為し難き、俗に行悩ゆきなやみの咎人とがにんある時は、本城ほんじょう伊勢いせ安濃津あのつ差送さしおくるとごう
枯尾花 (新字新仮名) / 関根黙庵(著)
藤堂とうどおっさん、早く出ないか
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)