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咎人
ふりがな文庫
“咎人”の読み方と例文
読み方
割合
とがにん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とがにん
(逆引き)
まるで
咎人
(
とがにん
)
が申開きをするようだなと、話しながら自分でも苦々しい気がしたが、おすえの顔は見るまに明るく、いきいきとしてきた。
さぶ
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
それが、
何故
(
なぜ
)
かというと、三誠社という
馬車
(
うまぐるま
)
を扱う大きな運送店があって、その前身が、伝馬町の大牢の、
咎人
(
とがにん
)
の引廻しの
馬舎
(
うまや
)
だったというのだ。
旧聞日本橋:02 町の構成
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
◎
伊賀
(
いが
)
の
上野
(
うえの
)
は旧
藤堂
(
とうどう
)
侯の領分だが藩政の頃
犯状
(
はんじょう
)
明
(
あきら
)
かならず、
去迚
(
さりとて
)
放還
(
ほうかん
)
も為し難き、俗に
行悩
(
ゆきなや
)
みの
咎人
(
とがにん
)
ある時は、
本城
(
ほんじょう
)
伊勢
(
いせ
)
の
安濃津
(
あのつ
)
へ
差送
(
さしおく
)
ると
号
(
ごう
)
し
枯尾花
(新字新仮名)
/
関根黙庵
(著)
咎人(とがにん)の例文をもっと
(9作品)
見る
“咎人”の意味
《名詞》
咎 人(とがにん)
罪を犯した人。
(出典:Wiktionary)
咎
漢検1級
部首:⼝
8画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“咎”で始まる語句
咎
咎立
咎徴
咎目
咎申付
“咎人”のふりがなが多い著者
関根黙庵
魯迅
中里介山
長谷川時雨
菊池寛
国枝史郎
太宰治
山本周五郎