“馬舎”の読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
うまや100.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ポポーヷ (伏眼になって)ルカー、おまえ馬舎うまやへ行ってね、今日はトビーにカラス麦を一粒ひとつぶもやらないように、言って来ておくれ。
それが、何故なぜかというと、三誠社という馬車うまぐるまを扱う大きな運送店があって、その前身が、伝馬町の大牢の、咎人とがにんの引廻しの馬舎うまやだったというのだ。
旧聞日本橋:02 町の構成 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
その庭をうらの方へまわれば、牛小屋ありて牛多くおり、馬舎うまやありて馬多くおれども、一向に人はおらず。
遠野物語 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
泊り賃が安いので、武蔵と伊織はそこへ泊った。ここの家にもあるが、何処の旅籠屋にも、馬舎うまやが付きものになっていて人間の宿屋というより、馬の宿屋といったほうが近かった。
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ポポーヷ どうぞお願いですから、そんな大きな声をなさらないで! ここは馬舎うまやではございません!
いずれ、馬舎うまやの馬丁か、浦人の小者かであろうと思い、小次郎は、
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
味方の目をしのんで、一さんに、ふもとへ走っていった小幡民部こばたみんぶとほかふたりは、やがて、夜のしらしら明けに、ふもと馬舎うまやから三とう駿馬しゅんめをよりだして、ヒラリと、それへまたがった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)