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馬小舎
ふりがな文庫
“馬小舎”の読み方と例文
読み方
割合
うまごや
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うまごや
(逆引き)
宿に着いたリンカンは
附近
(
あたり
)
を見廻して、不機嫌な顔をした。部屋は
馬小舎
(
うまごや
)
のやうに薄汚かつた。その上
暖炉
(
ストーヴ
)
には小さな火しか燃えてゐなかつた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
後
(
のち
)
になってその画家は、その土地のことに明るい人から、昔、そのあたりは
馬小舎
(
うまごや
)
があったと云うことを聞いたが、それ以外には何も判らなかった。
馬の顔
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
馬小舎
(
うまごや
)
のやうに、境の壁がついたて式になつてゐたので、どんな物音も筒抜けに聞える粗末な部屋だつた。眼を閉ぢるとすぐ、さうした二人でだけ知つてゐる思ひ出が、瞼の中に走つて来た。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
馬小舎(うまごや)の例文をもっと
(3作品)
見る
馬
常用漢字
小2
部首:⾺
10画
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
舎
常用漢字
小5
部首:⼈
8画
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