トップ
>
小馬鹿
ふりがな文庫
“小馬鹿”の読み方と例文
読み方
割合
こばか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こばか
(逆引き)
雑草のかげにつくばいながらじっとその
灯
(
ひ
)
を見上げていると、又してもあの、人を
小馬鹿
(
こばか
)
にしたような、賢女振った顔が眼先にちらついて、
胸糞
(
むなくそ
)
が悪くなって来る。
猫と庄造と二人のおんな
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
宇宙を
小馬鹿
(
こばか
)
にしたような、ぬけぬけしいおとなしさだ。だから、太陽の光線とじか
取引
(
とりひ
)
きである。
かの女の朝
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
そこで、僕に云わせると、失恋の
極
(
きょく
)
、命をなげだして、
恋敵
(
こいがたき
)
と無理心中をやった熊内中尉は、大馬鹿者だと思う。鰻の
香
(
におい
)
を嗅いだに終った竹花中尉も、
小馬鹿
(
こばか
)
ぐらいのところさ。
恐しき通夜
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
小馬鹿(こばか)の例文をもっと
(5作品)
見る
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
馬
常用漢字
小2
部首:⾺
10画
鹿
常用漢字
小4
部首:⿅
11画
“小馬”で始まる語句
小馬
小馬田
検索の候補
馬鹿
馬鹿気
馬鹿々々
馬鹿囃子
馬鹿野郎
馬鹿者
小伝馬町
馬鹿馬鹿
小馬
馬鹿氣
“小馬鹿”のふりがなが多い著者
シャーロット・ブロンテ
蘭郁二郎
谷崎潤一郎
岡本かの子
海野十三