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こばか
ふりがな文庫
“こばか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
小馬鹿
83.3%
小莫迦
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小馬鹿
(逆引き)
そこで、僕に云わせると、失恋の
極
(
きょく
)
、命をなげだして、
恋敵
(
こいがたき
)
と無理心中をやった熊内中尉は、大馬鹿者だと思う。鰻の
香
(
におい
)
を嗅いだに終った竹花中尉も、
小馬鹿
(
こばか
)
ぐらいのところさ。
恐しき通夜
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
私が發見したものは眞實なのに、その眼はひとを
小馬鹿
(
こばか
)
にしたやうな眼付をして、それを信じまいとするらしい——感じやすい、煩悶してゐる、と私が
咎
(
とが
)
めるのを拒んでゐるやうだ。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
こばか(小馬鹿)の例文をもっと
(5作品)
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小莫迦
(逆引き)
痩せた上に黒く日焼けがし、固く乾いたやうな顔には小さいが白味の多い眼がいつも人を
小莫迦
(
こばか
)
にするやうに閃いてゐた。
医師高間房一氏
(新字旧仮名)
/
田畑修一郎
(著)
云はずと知れたことだ、といふやうに徳次はそのきよろりとした眼を上げて
小莫迦
(
こばか
)
にした風に小谷を眺めた。大きい麦藁帽子を被つてゐるので、小谷のやさしい顔立ちはひどく女らしく見えた。
医師高間房一氏
(新字旧仮名)
/
田畑修一郎
(著)
こばか(小莫迦)の例文をもっと
(1作品)
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