“鶏小舎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とりごや66.7%
とりこや22.2%
にわとりごや11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
で、暗い晩に鶏小舎とりごやの蔭に隠れて待っていると、例の如く午前一時頃に何者か忍んで来た。何でも小児こどものような奴であった。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「いえ、戯談ぜうだんなぞ申しません。鶏小舎とりこやの古いのを買ひまして、それにすまつてゐるのです。夏分なつぶんになりますと、羽虫はむしに困らされます。」
「おまえさんは、鶏小舎にわとりごやっているのですか。」と、ほしはきつねにいました。
ものぐさなきつね (新字新仮名) / 小川未明(著)