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夏分
ふりがな文庫
“夏分”の読み方と例文
読み方
割合
なつぶん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なつぶん
(逆引き)
「いえ、
戯談
(
ぜうだん
)
なぞ申しません。
鶏小舎
(
とりこや
)
の古いのを買ひまして、それに
住
(
すま
)
つてゐるのです。
夏分
(
なつぶん
)
になりますと、
羽虫
(
はむし
)
に困らされます。」
茶話:07 大正十四(一九二五)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
歌は頗る悠長なもので、
夏分
(
なつぶん
)
の水飴の様に、だらしがないが、句切りをとる為めにぼこぼんを入れるから、のべつの様でも拍子は取れる。
坊っちやん
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
それは
隨分
(
ずいぶん
)
不便利
(
ふべんり
)
にて
不潔
(
ふけつ
)
にて、
東京
(
とうけう
)
より
歸
(
かへ
)
りたる
夏分
(
なつぶん
)
などは
我
(
が
)
まんのなりがたき
事
(
こと
)
もあり、そんな
處
(
ところ
)
に
我
(
わ
)
れは
括
(
くゝ
)
られて、
面白
(
おもしろ
)
くもない
仕事
(
しごと
)
に
追
(
お
)
はれて、
逢
(
あ
)
ひたい
人
(
ひと
)
には
逢
(
あ
)
はれず
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
夏分(なつぶん)の例文をもっと
(4作品)
見る
夏
常用漢字
小2
部首:⼢
10画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
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夏
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