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夏蜜柑
ふりがな文庫
“夏蜜柑”の読み方と例文
読み方
割合
なつみかん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なつみかん
(逆引き)
「はあ、私もお相手を致しますから、
一盃
(
いつぱい
)
召上りましよ。氷を取りに遣りまして——
夏蜜柑
(
なつみかん
)
でも
剥
(
む
)
きませう——
林檎
(
りんご
)
も御座いますよ」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
「どうだこんなに大きい。
内紫
(
うちむらさき
)
というそうだ。
昨日
(
きのう
)
一つやってみたところ、なるほど皮の下は紫で美しい。味も
夏蜜柑
(
なつみかん
)
の比でないよ。」
廃める
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
紙
(
かみ
)
づつみの
鹽煎餅
(
しほせんべい
)
と、
夏蜜柑
(
なつみかん
)
を
持
(
も
)
つて、
立寄
(
たちよ
)
つて、
言
(
ことば
)
も
通
(
つう
)
ぜず
慰
(
なぐさ
)
めた
人
(
ひと
)
がある。
私
(
わたし
)
は、
人
(
ひと
)
のあはれと、
人
(
ひと
)
の
情
(
なさけ
)
に
涙
(
なみだ
)
ぐんだ——
今
(
いま
)
も
泣
(
な
)
かるゝ。
露宿
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
夏蜜柑(なつみかん)の例文をもっと
(18作品)
見る
“夏蜜柑”の意味
《名詞》
夏蜜柑 (なつみかん)
ムクロジ目ミカン科ミカン属に属する常緑低木、常緑小高木の一種。学名:Citrus natsudaidai。別名、夏柑、夏橙。
(出典:Wiktionary)
夏
常用漢字
小2
部首:⼢
10画
蜜
常用漢字
中学
部首:⾍
14画
柑
漢検準1級
部首:⽊
9画
“夏蜜柑”と季節(春)が同じ季語
食物|
海苔
赤貝
公魚
目刺
韮
行事|
卒業式
植物|
木蓮
椿
連翹
梅
山吹
時候|
啓蟄
芽時
二月
余寒
春
天文|
東風
淡雪
春陰
比良八荒
陽炎
地理|
残雪
流氷
潮干潟
春泥
薄氷
動物|
蛙
蜂
雲雀
山繭
鷽
人事|
春愁
白子干
嫁菜飯
菜飯
梅見
“夏蜜柑”と分類(食物)が同じ季語
春|
菱餅
蛍烏賊
椿餅
山葵漬
海苔
夏|
心太
氷菓
莢豌豆
石首魚
鯰
秋|
生姜湯
鱸
占地
秋茄子
稗
冬|
干菜
沢庵漬
蓮根
鮟鱇
蜜柑
新春|
黒豆
小豆粥
伊勢海老
橙
鏡餅
“夏”で始まる語句
夏
夏侯惇
夏侯淵
夏休
夏痩
夏花
夏目漱石
夏目
夏至
夏向
検索の候補
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“夏蜜柑”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
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牧野富太郎
梅崎春生
徳田秋声
夏目漱石
中島敦
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泉鏡太郎
薄田泣菫