“夏休”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なつやす75.0%
なつやすみ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれ夏休なつやすまへから、すこ閑靜かんせい町外まちはづれへうつつて勉強べんきやうするつもりだとかつて、わざ/\この不便ふべん村同樣むらどうやう田舍ゐなか引込ひつこんだのである。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
この、あおいしというのは、ゆうちゃんが、夏休なつやすみに、とおきたのおばあさんのところへいったとき、垣根かきねのきわの、みちうえあたましていたのです。
青い石とメダル (新字新仮名) / 小川未明(著)
夏休なつやすみが始まると、私達はりもせずに、又彼から金を取出す相談を始めた。そのうちに友人は大阪へと旅立ったが、彼はふとある謀計はかりごとを思いついたので、私と東西呼応して事を挙げたのである。
急行十三時間 (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)
夏休なつやすみに逗留に来て居る娘なども、キャッ/\笑いきょうじて傘風呂からかさぶろに入った。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)