“なつやすみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
夏休37.5%
夏休暇37.5%
夏期休業12.5%
夏期休課12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夏休なつやすみに逗留に来て居る娘なども、キャッ/\笑いきょうじて傘風呂からかさぶろに入った。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
其處の村校の尋常科を最優等で卒業した十歳の春、感心にも唯一人笈をこの不來方こずかた城下に負ひ來つて、爾後八星霜といふもの、夏休暇なつやすみ毎の歸省を除いては、全く此土地で育つた。
葬列 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
ぼく支度したくして先生せんせいうちけつけました、それがあさ六時ろくじ山野さんやあるらしてかへつてたのがゆふべ六時ろくじでした、先生せんせい夏期休業なつやすみいへどつね生徒せいとちかづ
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
その後、僕と桂は互いに往来していたが早くもその年の夏期休課なつやすみが来た。すると一日、桂が僕の下宿屋へ来て
非凡なる凡人 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)