“なつやす”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
夏休90.0%
暑休10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いざ惠林寺ゑりんじ櫻見さくらみにといふひとはあるまじ、故郷ふるさとなればこそ年々とし/″\夏休なつやすみにも、ひと箱根はこね伊香保いかほともよふしつるなか
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
そして、まいねん、夏休なつやすみに、みよこの家へきものをしにくる東京とうきょう大学だいがくの先生で、いのきちもよくしっているやまもと先生に、手紙てがみをだしてくれたのだった。すると、先生からすぐに
ラクダイ横町 (新字新仮名) / 岡本良雄(著)
諸君は早、暑休なつやすみを終へて再び学窓の友になつたことでせう。休み中にきたへた腕はどんなに新学期の前に溌剌たる元気を盛り返してゐる事だらう——などと思つて見るだけでも快い。
〔編輯余話〕 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)