“手紙”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てがみ90.0%
ふみ5.7%
てまぎ1.4%
そこ1.4%
たより1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しか今更いまさらなんとかとか長文句ながもんく手紙てがみけないものだから、『承諾しようだくい』といた電報でんぱうやう葉書はがきしたんだ、さうだ。
ハガキ運動 (旧字旧仮名) / 堺利彦(著)
(大納言、嬉し気な表情)昨夜ゆんべ、あれの部屋に行って、ふと何気なく見ましたところが、お手紙ふみつるに折られて、天井てんじょうからぶるさがっておりましたじゃ。
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
「郵便さん、健に手紙てまぎ来とるか。」
大根の葉 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
手紙そこにも書いてあります様に、助役の一行が十方舎へ乗込んだ時には、もうその娘の親爺は、脇腹から心臓めがけて大きなきりを突立てられたまま
とむらい機関車 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
伯母さんに手紙たよりを出す事を私が何で忘れる事が出来ませう。有珠の姉さんにはまだ出さないでゐます。郵便銭がなかなかですのに切手を下さいまして何もありがたう御座いました。
手紙 (新字旧仮名) / 知里幸恵(著)