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夏休
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なつやす
ふりがな文庫
“
夏休
(
なつやす
)” の例文
彼
(
かれ
)
は
夏休
(
なつやす
)
み
前
(
まへ
)
から、
少
(
すこ
)
し
閑靜
(
かんせい
)
な
町外
(
まちはづ
)
れへ
移
(
うつ
)
つて
勉強
(
べんきやう
)
する
積
(
つもり
)
だとか
云
(
い
)
つて、わざ/\
此
(
この
)
不便
(
ふべん
)
な
村同樣
(
むらどうやう
)
な
田舍
(
ゐなか
)
へ
引込
(
ひつこ
)
んだのである。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
この、
青
(
あお
)
い
石
(
いし
)
というのは、
勇
(
ゆう
)
ちゃんが、
夏休
(
なつやす
)
みに、
遠
(
とお
)
い
北
(
きた
)
のおばあさんのところへいったとき、
垣根
(
かきね
)
のきわの、
道
(
みち
)
の
上
(
うえ
)
に
頭
(
あたま
)
を
出
(
だ
)
していたのです。
青い石とメダル
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
いざ
惠林寺
(
ゑりんじ
)
の
櫻見
(
さくらみ
)
にといふ
人
(
ひと
)
はあるまじ、
故郷
(
ふるさと
)
なればこそ
年々
(
とし/″\
)
の
夏休
(
なつやす
)
みにも、
人
(
ひと
)
は
箱根
(
はこね
)
伊香保
(
いかほ
)
ともよふし
立
(
た
)
つる
中
(
なか
)
を
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
そして、まいねん、
夏休
(
なつやす
)
みに、みよこの家へ
書
(
か
)
きものをしにくる
東京
(
とうきょう
)
の
大学
(
だいがく
)
の先生で、いのきちもよくしっているやまもと先生に、
手紙
(
てがみ
)
をだしてくれたのだった。すると、先生からすぐに
ラクダイ横町
(新字新仮名)
/
岡本良雄
(著)
宗助
(
そうすけ
)
は
着流
(
きなが
)
しの
儘
(
まゝ
)
麥藁帽
(
むぎわらばう
)
を
手
(
て
)
に
持
(
も
)
つた
友達
(
ともだち
)
の
姿
(
すがた
)
を
久
(
ひさ
)
し
振
(
ぶり
)
に
眺
(
なが
)
めた
時
(
とき
)
、
夏休
(
なつやす
)
み
前
(
まへ
)
の
彼
(
かれ
)
の
顏
(
かほ
)
の
上
(
うへ
)
に、
新
(
あた
)
らしい
何物
(
なにもの
)
かゞ
更
(
さら
)
に
付
(
つ
)
け
加
(
くは
)
へられた
樣
(
やう
)
な
氣
(
き
)
がした。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
夏休
(
なつやす
)
みになったある
日
(
ひ
)
のことでありました。
彼
(
かれ
)
は
麓
(
ふもと
)
の
森
(
もり
)
の
中
(
なか
)
に
入
(
はい
)
って、またいつもの
木
(
き
)
の
根
(
ね
)
に
腰
(
こし
)
をかけて
心
(
こころ
)
ゆくばかり
笛
(
ふえ
)
を
吹
(
ふ
)
き
鳴
(
な
)
らそうと
思
(
おも
)
い、
家
(
いえ
)
を
出
(
で
)
かけました。
どこで笛吹く
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
今年
(
ことし
)
の
夏休
(
なつやす
)
みに、
正雄
(
まさお
)
さんは、
母
(
かあ
)
さんや
姉
(
ねえ
)
さんに
連
(
つ
)
れられて、
江
(
え
)
の
島
(
しま
)
の
別荘
(
べっそう
)
へ
避暑
(
ひしょ
)
にまいりました。
海の少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
さうして、
夏休
(
なつやす
)
み
前
(
まへ
)
にゐた
下宿
(
げしゆく
)
へはまだ
歸
(
かへ
)
らずにゐると
云
(
い
)
つた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
君
(
きみ
)
、
来年
(
らいねん
)
きたら
連
(
つ
)
れていってあげよう。もう
明日
(
あした
)
から、
僕
(
ぼく
)
のほうの
学校
(
がっこう
)
が
始
(
はじ
)
まるから。
君
(
きみ
)
も
晩
(
ばん
)
に
東京
(
とうきょう
)
へ
帰
(
かえ
)
るんだろう。ほんとうに
来年
(
らいねん
)
の
夏休
(
なつやす
)
みには、また
君
(
きみ
)
もきたまえ。
海の少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
この
夏休
(
なつやす
)
みに、
武
(
たけ
)
ちゃんが、
叔父
(
おじ
)
さんの
村
(
むら
)
へいったときのことであります。
武ちゃんと昔話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「おととしの
夏休
(
なつやす
)
みだった。」と、わたくしは、
答
(
こた
)
えました。
どこかで呼ぶような
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
夏休
(
なつやす
)
みの
間
(
あいだ
)
のことでありました。
真坊と和尚さま
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“夏休(夏休み)”の解説
夏休み(なつやすみ)、夏季休暇(かききゅうか)は、教育機関や企業などで夏の期間、授業や業務を休みにする休暇のことである。北半球では主に7月下旬から8月の終わり頃までの、長期休業である。
(出典:Wikipedia)
夏
常用漢字
小2
部首:⼢
10画
休
常用漢字
小1
部首:⼈
6画
“夏休”で始まる語句
夏休暇