“勉強”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
べんきょう67.9%
べんきやう23.1%
べんきよう6.4%
べんけう1.3%
ベーキヨ1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「それじゃ、小僧こぞうさんは、どものときから、ひとのできない、さかちをしようと勉強べんきょうしたんだね。」と、たけちゃんが、ききました。
さか立ち小僧さん (新字新仮名) / 小川未明(著)
「そりやにいさんもいそがしいにはちがひなからうけれども、ぼくもあれがまらないと氣掛きがゝりでいて勉強べんきやう出來できないんだから」とひながら
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
やがては墨染すみぞめにかへぬべきそでいろ發心はつしんはらからか、ぼうおやゆづりの勉強べんきようものあり、性來せいらいをとなしきを友達ともだちいぶせくおもひて、さま/″\の惡戯いたづらをしかけ
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
この夏もおたがひたび先や何かで久しくかほを合せなかつた二人、さて新秋になると、むかうはあた海で勉強べんけうして大につよくなつたと自しんを持ち
「今なオコさん、ボーちやが隣り下駄屋から——あれ何言ふか、野球ベース手袋な、あれお主婦カミさに出して貰ふ彼方アーツチ駆けたで。わたし内帰ろ言ふても駆けた、えゝのか。勉強ベーキヨせんで。」
耕二のこと (新字旧仮名) / 中原中也(著)