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墨染
ふりがな文庫
“墨染”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すみぞめ
94.1%
すみぞ
5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すみぞめ
(逆引き)
墨染
(
すみぞめ
)
の衣を着た坊さんが、
網代笠
(
あじろがさ
)
を片手に杖ついて、富士に向って休息しているとすれば、問わずして富士見
西行
(
さいぎょう
)
なることを知る。
不尽の高根
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
時に後ろの方に當り
生者必滅
(
しやうじやひつめつ
)
會者定離
(
ゑしやじやうり
)
嗚呼
(
あゝ
)
皆是
前世
(
ぜんせ
)
の
因縁
(
いんえん
)
果報
(
くわはう
)
南無阿彌陀佛と唱ふる聲に安五郎は
振返
(
ふりかへ
)
り見れば
墨染
(
すみぞめ
)
の衣に
木綿
(
もめん
)
の
頭巾
(
づきん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
墨染(すみぞめ)の例文をもっと
(32作品)
見る
すみぞ
(逆引き)
身に
纏
(
まと
)
った
濛気
(
もうき
)
を払い落とし、スックとばかり立ち上がったが、見れば
月代
(
さかやき
)
長く延び百日
鬘
(
かずら
)
を
冠
(
かぶ
)
りし如く、
墨染
(
すみぞ
)
めの布子、
丸絎
(
まるぐけ
)
の帯、
鏈帷子
(
くさりかたびら
)
肌に纏い、顔
面長
(
おもなが
)
く色蒼く
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「おれはもう
熊谷
(
くまがい
)
だ。ツク/″\浮世の無情を悟って、このモーニングが
墨染
(
すみぞ
)
めの
衣
(
ころも
)
さ」
人生正会員
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
墨染(すみぞ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“墨染”の解説
墨染(すみぞめ)は、京都市伏見区の地名。
(出典:Wikipedia)
墨
常用漢字
中学
部首:⼟
14画
染
常用漢字
小6
部首:⽊
9画
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