“生者必滅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうじゃひつめつ60.0%
しやうじやひつめつ40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その中でも夫婦は、唯、一夜の契にてさえも、五百しょうの宿縁と申すほどでござります。しかし、生者必滅しょうじゃひつめつ会者定離えしゃじょうりは浮世の定めでございます。
妻として母として学問の必要なることは、これを生活問題から見ても益々ますますその必要を感ずるのである。栄枯盛衰えいこせいすい生者必滅しょうじゃひつめつとは古い文句であるが、常に新しい意味を持っている。
夫婦共稼ぎと女子の学問 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
時に後ろの方に當り生者必滅しやうじやひつめつ會者定離ゑしやじやうり嗚呼あゝ皆是前世ぜんせ因縁いんえん果報くわはう南無阿彌陀佛と唱ふる聲に安五郎は振返ふりかへり見れば墨染すみぞめの衣に木綿もめん頭巾づきん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
位牌班ゐはいまだらといふので名が一たいおかしうございます、わたしもモウ明日みやうにちやくに立てばうございますが、今晩こんばんにもヒヨツと生者必滅しやうじやひつめつでございますから……。
牛車 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)