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すみぞめ
ふりがな文庫
“すみぞめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
墨染
91.4%
黒染
8.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
墨染
(逆引き)
なんとなく里恋しく、魯智深は
墨染
(
すみぞめ
)
の衣に紺の
腰帯
(
ようたい
)
をむすび、
僧鞋
(
くつ
)
を新たにして、ぶらと
文殊院
(
もんじゅいん
)
から
麓道
(
ふもと
)
のほうへ降りていった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
夕立雲
(
ゆふだちぐも
)
が
立籠
(
たちこ
)
めたのでもなさゝうで、
山嶽
(
さんがく
)
の
趣
(
おもむ
)
きは
墨染
(
すみぞめ
)
の
法衣
(
ころも
)
を
襲
(
かさ
)
ねて、
肩
(
かた
)
に
紫
(
むらさき
)
の
濃
(
こ
)
い
袈裟
(
けさ
)
した、
大聖僧
(
だいせいそう
)
の
態
(
たい
)
がないでもない。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
すみぞめ(墨染)の例文をもっと
(32作品)
見る
黒染
(逆引き)
矮人
(
ひきうど
)
の
黒染
(
すみぞめ
)
すがたつと
見
(
み
)
えて
白羊宮
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
、
薄田淳介
(著)
美女
(
たをやめ
)
の
背後
(
うしろ
)
に
当
(
あた
)
る……
其
(
そ
)
の
山懐
(
やまふところ
)
に、
唯
(
たゞ
)
一本
(
ひともと
)
、
古歌
(
こか
)
の
風情
(
ふぜい
)
の
桜花
(
さくらばな
)
、
浅黄
(
あさぎ
)
にも
黒染
(
すみぞめ
)
にも
白妙
(
しろたへ
)
にも
咲
(
さ
)
かないで、
一重
(
ひとへ
)
に
颯
(
さつ
)
と
薄紅
(
うすくれなゐ
)
。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
すみぞめ(黒染)の例文をもっと
(3作品)
見る
“すみぞめ”の意味
《名詞》
墨のような黒色に染めること。また、そのような色。
僧侶が着用する黒い衣。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
すみぞ
くろぞめ
すみにじ