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一重
ふりがな文庫
“一重”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひとえ
71.3%
ひとへ
21.0%
ひとかさ
3.5%
ひとかさね
2.8%
いちじゅう
0.7%
ひとじゅう
0.7%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとえ
(逆引き)
オニユリの花は通常
一重
(
ひとえ
)
であるが、時に
八重咲
(
やえざ
)
きのものが見られ、これを
八重天蓋
(
やえてんがい
)
と称するが、テンガイユリはオニユリの一名である。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
一重(ひとえ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ひとへ
(逆引き)
僧は
最
(
い
)
と
懇
(
ねんご
)
ろに道を教ふれば、横笛
世
(
よ
)
に嬉しく思ひ、禮もいそ/\別れ行く
後影
(
うしろかげ
)
、鄙には見なれぬ緋の袴に、夜目にも輝く五柳の
一重
(
ひとへ
)
。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
一重(ひとへ)の例文をもっと
(30作品)
見る
ひとかさ
(逆引き)
天子
(
てんし
)
さまはたいそう
頼政
(
よりまさ
)
の
手柄
(
てがら
)
をおほめになって、
獅子王
(
ししおう
)
というりっぱな
剣
(
つるぎ
)
に、お
袍
(
うわぎ
)
を
一重
(
ひとかさ
)
ね
添
(
そ
)
えて、
頼政
(
よりまさ
)
におやりになりました。
鵺
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
一重(ひとかさ)の例文をもっと
(5作品)
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▼ すべて表示
ひとかさね
(逆引き)
なお椅子を引きよせて、ゆっくり抽斗の中を探すと、金貨を入れた金袋が一つあって、その下に額面二万フランからの記名株券が
一重
(
ひとかさね
)
詰まっていた。
空家
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
一重(ひとかさね)の例文をもっと
(4作品)
見る
いちじゅう
(逆引き)
「いいねえ、与八さん、いいだろう、お前の頭の上へ石を積んだって、かまやしないね、
一重
(
いちじゅう
)
組んでは父のため、二重組んでは母のため……なんだから」
大菩薩峠:25 みちりやの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
一重(いちじゅう)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひとじゅう
(逆引き)
気取ったおかず婆さんからは、餡がお気に召すまいからと云って、唯搗き立てをちぎったまゝで
一重
(
ひとじゅう
)
よこす。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
一重(ひとじゅう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“一重”の意味
《名詞》
多層構造の一つの層。
《形容動詞》
(context、dated)一層。一段。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
重
常用漢字
小3
部首:⾥
9画
“一重”で始まる語句
一重瞼
一重羽織
一重物
一重目縁
一重咲
一重垣
一重差
一重桜
一重目
一重褄
検索の候補
一重瞼
一立斎広重
紙一重
一重羽織
一重物
十二一重
襖一重
壁一重
一重目縁
一重差
“一重”のふりがなが多い著者
泉鏡花
泉鏡太郎
中里介山
吉川英治
夏目漱石
樋口一葉
蒲原有明
二葉亭四迷
江戸川乱歩
島崎藤村