“十二一重”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じゅうにひとえ75.0%
じふにひとへ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは十二一重(じゅうにひとえ)を着て緋の袴を穿いた美しい官女の姿であった。大胆な伝蔵は今晩は不思議なこともあるものだとおもって衝立ったなりにそれを見ていた。
蟹の怪 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
涙を払つて——唯今の鸚鵡(おうむ)の声は、私(わたくし)が日本の地を吹流(ふきなが)されて、恁(こ)うした身に成ります、其の船出の夜中に、歴然(ありあり)と聞きました……十二一重(じゅうにひとえ)に緋の袴(はかま)を召させられた
印度更紗 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
涙(なみだ)を拂(はら)つて——唯今(たゞいま)の鸚鵡(あうむ)の聲(こゑ)は、私(わたくし)が日本(につぽん)の地(ち)を吹流(ふきなが)されて、恁(か)うした身(み)に成(な)ります、其(そ)の船出(ふなで)の夜中(よなか)に、歴然(あり/\)と聞(き)きました……十二一重(じふにひとへ)に緋(ひ)の袴(はかま)を召(め)させられた
印度更紗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)