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吹流
ふりがな文庫
“吹流”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふきなが
80.0%
ふきながし
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふきなが
(逆引き)
不意に道を塞いだお通は、手拭を
吹流
(
ふきなが
)
しに
冠
(
かぶ
)
って山風にチラチラと美しい片面を見せ乍ら、唐櫃の先をピタリと押えたのです。
天保の飛行術
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
涙を払つて——唯今の
鸚鵡
(
おうむ
)
の声は、
私
(
わたくし
)
が日本の地を
吹流
(
ふきなが
)
されて、
恁
(
こ
)
うした身に成ります、其の船出の夜中に、
歴然
(
ありあり
)
と聞きました……
十二一重
(
じゅうにひとえ
)
に緋の
袴
(
はかま
)
を召させられた
印度更紗
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
吹流(ふきなが)の例文をもっと
(4作品)
見る
ふきながし
(逆引き)
御婦人が、髪の
吹流
(
ふきながし
)
を取った、気高い顔は、松明の火に
活々
(
いきいき
)
と、その手拭で、お召のコオトの雪を払っていなすったけ、揺れて
山茶花
(
さざんか
)
が散るようだ。
唄立山心中一曲
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
吹流(ふきながし)の例文をもっと
(1作品)
見る
吹
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
流
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
“吹”で始まる語句
吹
吹聴
吹雪
吹上
吹出
吹聽
吹込
吹矢
吹掛
吹消
検索の候補
大吹流
鉾吹流
“吹流”のふりがなが多い著者
押川春浪
泉鏡太郎
泉鏡花
野村胡堂