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吹掛
ふりがな文庫
“吹掛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふっか
53.8%
ふきか
15.4%
ふっかけ
15.4%
ふきかゝ
7.7%
ふつか
7.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふっか
(逆引き)
懐の雪踏が
辷
(
すべ
)
って
落
(
おち
)
ると、間の悪い時には悪いもので、
彼
(
か
)
の喧嘩でも
吹掛
(
ふっか
)
けて、此の勘定を持たせようと思っている
悪浪人
(
わるろうにん
)
の一人が
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
吹掛(ふっか)の例文をもっと
(7作品)
見る
ふきか
(逆引き)
衝
(
つ
)
き進むエンジンの音に
鳴留
(
なきや
)
んだけれども、真上に
突出
(
つきで
)
た山の
端
(
は
)
に、ふアッふアッと、
山臥
(
やまぶし
)
がうつむけに息を
吹掛
(
ふきか
)
けるような
梟
(
ふくろう
)
の声を聞くと、
女連
(
おんなれん
)
は真暗な奥在所へ入るのを
可厭
(
いや
)
がった。
遺稿:02 遺稿
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
吹掛(ふきか)の例文をもっと
(2作品)
見る
ふっかけ
(逆引き)
藩中の若い者等が酒席などで毎度議論を
吹掛
(
ふっかけ
)
ることがあるその時に、私は答えて
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
吹掛(ふっかけ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
ふきかゝ
(逆引き)
さつと
音
(
おと
)
して、
柳
(
やなぎ
)
の
地摺
(
ぢず
)
りに
枝垂
(
しだ
)
れた
葉
(
は
)
が、
裾
(
すそ
)
から
渦
(
うづ
)
を
卷
(
ま
)
いて
黒
(
くろ
)
み
渡
(
わた
)
つて、
搖
(
ゆ
)
れると
思
(
おも
)
ふと、
湯氣
(
ゆげ
)
に
蒸
(
む
)
したやうな
生暖
(
なまぬる
)
い
風
(
かぜ
)
が
流
(
なが
)
れるやうに、ぬら/\と
吹掛
(
ふきかゝ
)
つて、
哄
(
どつ
)
と
草
(
くさ
)
も
樹
(
き
)
も
煽
(
あふ
)
つて
鳴
(
な
)
つたが、
裾
(
すそ
)
浅茅生
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
吹掛(ふきかゝ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ふつか
(逆引き)
「成程、心配は御尤もだが、惜しい事をしたものだ、——いや、たつた十兩欲しいと言つたのが面白いな、何うかすると、もう一度百兩とか二百兩とか
吹掛
(
ふつか
)
けて來ますよ」
銭形平次捕物控:043 和蘭カルタ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
吹掛(ふつか)の例文をもっと
(1作品)
見る
吹
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
掛
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
“吹”で始まる語句
吹
吹聴
吹雪
吹上
吹出
吹聽
吹込
吹矢
吹消
吹溜
“吹掛”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
大隈重信
福沢諭吉
泉鏡花
永井荷風
野村胡堂