“ふつか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
二日96.5%
吐掛1.2%
吹懸1.2%
吹掛1.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうして二日ふつかばかりこの沢地たくちくらしていますと、そこに二がんがやってました。
とどなって教壇へ駈けあがったのは堀口生だった。喧嘩事件で留めおきをくってから三日みっか目だ。堀口生は二日ふつかつづけて休んで今日きょうまた顔を出したのである。
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
ついに車の歯代はだいたまって車も挽けず、自分は姉と両人で、二日ふつかの間はかゆばかり食べて母を養い、孝行をつくし介抱いたして居りましたが
二日ふつかめに、お妃は、つかいのものに、こんどはきんじょを、それからそれとあるかせて、いったい世間せけんでは、どんな名前をつけているものか聞かせました。
小路こうぢ泥濘ぬかるみ雨上あめあがりとちがつて一日いちんち二日ふつかでは容易よういかわかなかつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
さうして大聲おほごゑ剥出むきだし、夢中むちゆうになつてドクトルのかほへはふツ/\といき吐掛ふつかける、耳許みゝもと高笑たかわらひする。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
あの野郎、何処まで太いんだか、見物しながら、駐在所の山田に喧嘩見たやうな事を吹懸ふつかけて居たつけ。何んだ、この藤田重右衛門が駐在所の巡査なんか恐れやしねえ、何んだ村の奴等ア、喞筒ポンプなんて、騒ぎやがつて、それよりア、この重右衛門に、おみきでも上げた方が余程効能きゝめがあるんだ。
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
「成程、心配は御尤もだが、惜しい事をしたものだ、——いや、たつた十兩欲しいと言つたのが面白いな、何うかすると、もう一度百兩とか二百兩とか吹掛ふつかけて來ますよ」