“高笑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たかわらい40.0%
たかわら33.3%
たかわらひ26.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その時きゃっきゃっと高笑たかわらい、靴をぱかぱかとわきれて、どの店と見当を着けるでも無く、脊をかがめてうずくまった婆さんの背後うしろへちょいとしゃがんで
露肆 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
などと、わかいものが其處そこへぞろ/\た。で、はなしわらひながらつたへると、馬鹿笑ばかわらひの高笑たかわらひで、散々さん/″\ひやかしつける。
鑑定 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
人の哀れを面白げなる高笑たかわらひに、是れはとばかり、早速さそくのいらへもせず、ツとおのが部屋に走り歸りて、終日ひねもすもすがら泣き明かしぬ。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)