“たかわらい”の漢字の書き方と例文
語句割合
高笑100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我々われわれ地方ちほう不作ふさくなのはピンぬまなどをからしてしまったからだ、非常ひじょう乱暴らんぼうをしたものだとか、などとって、ほとんひとにはくちかせぬ、そうしてその相間あいまには高笑たかわらいと、仰山ぎょうさん身振みぶり
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
そして部屋をゆするような高笑たかわらいが聞こえた。
カインの末裔 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
にぎやかなような、陰気なような、化けるような、時々高笑たかわらいをする村の若衆わかいしゅの声もしていたのが、やがて、寂然ひっそりとして、月ばかり、田畑が薄く光って来ました。
河伯令嬢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)