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身振
ふりがな文庫
“身振”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
みぶり
67.6%
みぶ
10.8%
みぶる
8.1%
しな
2.7%
みぶるい
2.7%
みぶるひ
2.7%
ジェスト
2.7%
ゼスチュア
2.7%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みぶり
(逆引き)
当時西語にいわゆるシニックで奇癖が多く、
朝夕
(
ちょうせき
)
好んで俳優の
身振
(
みぶり
)
声色
(
こわいろ
)
を使う枳園の同窓に、今一人
塩田楊庵
(
しおだようあん
)
という奇人があった。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
身振(みぶり)の例文をもっと
(25作品)
見る
みぶ
(逆引き)
飴売
(
あめうり
)
土平
(
どへい
)
の
道化
(
どうけ
)
た
身振
(
みぶ
)
りに、われを
忘
(
わす
)
れて
見入
(
みい
)
っていた
人達
(
ひとたち
)
は、
降
(
ふ
)
って
湧
(
わ
)
いたような「おせんが
来
(
き
)
た」という
声
(
こえ
)
を
聞
(
き
)
くと、一
齊
(
せい
)
に
首
(
くび
)
を
東
(
ひがし
)
へ
振
(
ふ
)
り
向
(
む
)
けた。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
身振(みぶ)の例文をもっと
(4作品)
見る
みぶる
(逆引き)
良久
(
しばらく
)
して
芋蟲
(
いもむし
)
は
口
(
くち
)
から
煙管
(
きせる
)
を
離
(
はな
)
し、二つ三つ
欠
(
あくび
)
をして
身振
(
みぶる
)
ひしたかと
思
(
おも
)
ふと、
軈
(
やが
)
て
菌
(
きのこ
)
の
下
(
した
)
を
草
(
くさ
)
の
中
(
なか
)
へ這ひ
込
(
こ
)
みました、
只
(
たゞ
)
斯
(
か
)
う
云
(
い
)
ひ
殘
(
のこ
)
して
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
身振(みぶる)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
しな
(逆引き)
何でもしきりに
身振
(
しな
)
をしている。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
身振(しな)の例文をもっと
(1作品)
見る
みぶるい
(逆引き)
彼は自分の肉体に、あらゆる
醜穢
(
しゅうえ
)
を塗り付けた後、自分の心の状態が如何に
落魄
(
らくはく
)
するだろうと考えて、ぞっと
身振
(
みぶるい
)
をした。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
身振(みぶるい)の例文をもっと
(1作品)
見る
みぶるひ
(逆引き)
生活の堕落は精神の自由を殺す点に於て彼の尤も苦痛とする所であつた。彼は自分の肉体に、あらゆる
醜穢
(
しうえ
)
を
塗
(
ぬ
)
り付けた
後
(
あと
)
、自分の
心
(
こゝろ
)
の状態が如何に落魄するだらうと考へて、ぞつと
身振
(
みぶるひ
)
をした。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
身振(みぶるひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ジェスト
(逆引き)
つまりこういう作中の名句には、王朝の世の
節奏
(
リトム
)
がおのずから現われていて、殊に作者の心から発しる一種の
靭
(
しな
)
やかな
身振
(
ジェスト
)
が、読者の胸を
撫
(
な
)
でさするために、名状すべからざる快感が生じるのである。
『新訳源氏物語』初版の序
(新字新仮名)
/
上田敏
(著)
身振(ジェスト)の例文をもっと
(1作品)
見る
ゼスチュア
(逆引き)
脳髄に関する演説を
滔々
(
とうとう
)
と、
身振
(
ゼスチュア
)
まじりに初めるのであるが、そのうちに自分の演説に感激して、興奮の
絶頂
(
クライマクス
)
に達して来ると
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
身振(ゼスチュア)の例文をもっと
(1作品)
見る
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
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身振り
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九鬼周造
与謝野寛
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