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身振
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みぶ
ふりがな文庫
“
身振
(
みぶ
)” の例文
飴売
(
あめうり
)
土平
(
どへい
)
の
道化
(
どうけ
)
た
身振
(
みぶ
)
りに、われを
忘
(
わす
)
れて
見入
(
みい
)
っていた
人達
(
ひとたち
)
は、
降
(
ふ
)
って
湧
(
わ
)
いたような「おせんが
来
(
き
)
た」という
声
(
こえ
)
を
聞
(
き
)
くと、一
齊
(
せい
)
に
首
(
くび
)
を
東
(
ひがし
)
へ
振
(
ふ
)
り
向
(
む
)
けた。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
催促の
身振
(
みぶ
)
りが余って
腰
(
こし
)
掛けている板の間をちょっとでもたたくと、お辰はすかさず、「人さまの家の板の間たたいて、あんた、それでよろしおまんのんか」
夫婦善哉
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
ずいぶんみんな
堪
(
こら
)
えたのでしたがあんまりその人の
身振
(
みぶ
)
りが
滑稽
(
こっけい
)
でおまけにいかにも小学校の二年生に教えるように云うもんですからとうとうみんなどっと
吹
(
ふ
)
き出しました。
ビジテリアン大祭
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
ですから、このおあにいさまの命のご子孫は、後の
代
(
よ
)
まで、命が水におぼれかけてお苦しみになったときの
身振
(
みぶ
)
りをまねた、さまざまなおかしな
踊
(
おど
)
りを踊るのが、代々きまりになっておりました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
“身振”で始まる語句
身振り