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みぶるい
ふりがな文庫
“みぶるい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
身震
48.9%
身顫
21.3%
戦慄
14.9%
身慄
10.6%
戦栗
2.1%
身振
2.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
身震
(逆引き)
「これはほんとに
身震
(
みぶるい
)
を催させますね」と彼女が言った。「牧師さんを除いては、私達がその最初であろうと考えますとね」
金の十字架の呪い
(新字新仮名)
/
ギルバート・キース・チェスタートン
(著)
みぶるい(身震)の例文をもっと
(23作品)
見る
身顫
(逆引き)
「こっちのお乳をお
菜
(
かず
)
にして、こっちの
大
(
おおき
)
い方をお
飯
(
まんま
)
にして食べるんだって、」とぐッと
緊
(
し
)
め附けて肩を
窄
(
すぼ
)
め、笑顔で
身顫
(
みぶるい
)
をして
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
みぶるい(身顫)の例文をもっと
(10作品)
見る
戦慄
(逆引き)
こう申しては
勿体
(
もったい
)
ないのですが、旦那様程の御人の好い御方ですら
制
(
おさ
)
えて制えきれない嫉妬の為めには、さあ、男の本性を顕して——獣のような、
戦慄
(
みぶるい
)
をなさいました。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
みぶるい(戦慄)の例文をもっと
(7作品)
見る
▼ すべて表示
身慄
(逆引き)
草も木も軒も障子も心から寒そうな
身慄
(
みぶるい
)
をした。ちょうど哀れをしらぬ征服者が
蹄
(
ひづめ
)
のあとに残して行く戦者の最後の息であるかのような悲しい音を立てている。
凩
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
みぶるい(身慄)の例文をもっと
(5作品)
見る
戦栗
(逆引き)
鳥の
音
(
ね
)
も時節に連れて哀れに聞える、淋しい……ソラ風が吹通る、一重桜は
戦栗
(
みぶるい
)
をして
病葉
(
びょうよう
)
を震い落し、芝生の上に
散布
(
ちりし
)
いた落葉は魂の有る如くに立上りて、
友葉
(
ともば
)
を追って舞い歩き
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
みぶるい(戦栗)の例文をもっと
(1作品)
見る
身振
(逆引き)
彼は自分の肉体に、あらゆる
醜穢
(
しゅうえ
)
を塗り付けた後、自分の心の状態が如何に
落魄
(
らくはく
)
するだろうと考えて、ぞっと
身振
(
みぶるい
)
をした。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
みぶるい(身振)の例文をもっと
(1作品)
見る
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