“蹄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひづめ91.9%
ひずめ4.8%
つめ2.2%
てい0.5%
わな0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
馬は、重荷のために後退(あとすざ)りするのを防ごうとして、蹄(ひづめ)にこめた満身の力でふるえながら、脚をひろげ、鼻息をふうふう喘(はず)ませている。
乞食 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
四つの蹄(ひずめ)を火と熱せさせるこの言葉は、ラ・フォンテーヌの次のみごとな詩句を全部一つのいかめしい擬声語につづめたものである。
律法なきに非ず、されど手をこれにつくる者は誰ぞや、一人(ひとり)だになし、これ上(かみ)に立つ牧者齝(にれが)むことをうれどもその蹄(つめ)分れざればなり 九七—九九
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
双方の駒は泡(あわ)を噛んで、いななき立ち、一上一下、剣閃槍光(けんせんそうこう)のはためく下に、駒の八蹄(てい)は砂塵を蹴上げ、鞍上(あんじょう)の人は雷喝(らいかつ)を発し、勝負は容易につきそうもなかった。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
此鏡は天道(てんたう)さまより誰(たれ)にも/\与(あた)へおかるれども磨(みがゝ)ざればてらさずと、われ若(わか)かりし時ある経学者(けいがくしや)の教(をしへ)に聞(きゝ)しと、狐の話(はなし)につけ大学の蹄(わな)にかけて風諫(ふうかん)せしは