“鞍上”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あんじょう95.7%
くらうえ4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鞍上あんじょうひとなく、鞍下あんかに馬なく、青葉ゆらぐ台町馬場の芝草燃ゆる大馬場を、投げ出された黒白取り取りのまりのように駈け出しました。
彼の今日ある第一の功労者といえば赤兎馬せきとばであろう。その赤兎馬もいよいよ健在に、こよいも彼を螺鈿らでん鞍上あんじょうに奉じてよく駆けてゆく。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
鞍上くらうえにはロス大佐の色別しきべつとして有名な黒と赤との騎手が乗っていた。