“鞍替”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くらがえ50.0%
くらが33.3%
くらがへ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
掘り得た金で追善したので、蛇身から兜率天とそつてん鞍替くらがえしたちゅう話など、かのインド譚から出たよう、芳賀博士の攷証本に見るは尤も千万だ。
おさよといえども何もよくにからんで鞍替くらがえをしたわけではないが、老いの身のまず考えるのは自分ら母娘ふたりの行く末のことだ。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
「あんなはうきはありやしません、町内の女の子はキヤツキヤツ言つてるが、男の子は一向面白くないんで、——先づ手始めは文字花と變な噂を立て、それからお幾に鞍替くらがへをして、今度はお芳と變つた」