鞍替くらが)” の例文
おさよといえども何もよくにからんで鞍替くらがえをしたわけではないが、老いの身のまず考えるのは自分ら母娘ふたりの行く末のことだ。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
従来の少年少女小説から探偵小説の方へ鞍替くらがえしたのであったが、そして人の少い探偵小説界では、相当名前を知られる様になったのであるが、大江春泥と私とは
陰獣 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)