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鞍壺
ふりがな文庫
“鞍壺”の読み方と例文
読み方
割合
くらつぼ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くらつぼ
(逆引き)
龍太郎は、
黒鹿毛
(
くろかげ
)
にまたがって、
鞍壺
(
くらつぼ
)
のわきへ、梅雪をひッつるし、
一鞭
(
ひとむち
)
くれて走りだすと、山県蔦之助も、
遅
(
おく
)
れじものと、つづいていく。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
猿臂
(
ゑんぴ
)
をのばいたと見るほどに、早くも敵の大将を
鞍壺
(
くらつぼ
)
からひきぬいて、目もはるかな大空へ、
礫
(
つぶて
)
の如く投げ飛ばいた。
きりしとほろ上人伝
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
二人の
槍
(
やり
)
の穂先が
撓
(
しわ
)
って馬と馬の
鼻頭
(
はなづら
)
が合うとき、
鞍壺
(
くらつぼ
)
にたまらず落ちたが最後無難にこの関を
踰
(
こ
)
ゆる事は出来ぬ。
鎧
(
よろい
)
、
甲
(
かぶと
)
、馬
諸共
(
もろとも
)
に召し上げらるる。
幻影の盾
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
鞍壺(くらつぼ)の例文をもっと
(14作品)
見る
鞍
漢検準1級
部首:⾰
15画
壺
漢検準1級
部首:⼠
12画
“鞍”で始まる語句
鞍
鞍馬
鞍上
鞍部
鞍馬山
鞍掛
鞍替
鞍馬寺
鞍山站
鞍山
“鞍壺”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
橘外男
作者不詳
正岡子規
中里介山
夏目漱石
吉川英治
菊池寛
芥川竜之介