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鞍
ふりがな文庫
“鞍”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くら
93.9%
ぐら
3.1%
あん
1.5%
くらつくり
0.8%
クラ
0.8%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くら
(逆引き)
初更
(
しよかう
)
に
至
(
いた
)
るや、
病
(
や
)
める
妻
(
つま
)
なよやかに
起
(
お
)
きて、
粉黛
(
ふんたい
)
盛粧
(
せいしやう
)
都雅
(
とが
)
を
極
(
きは
)
め、
女婢
(
こしもと
)
をして
件
(
くだん
)
の
駿馬
(
しゆんめ
)
を
引出
(
ひきいだ
)
させ、
鞍
(
くら
)
を
置
(
お
)
きて
階前
(
かいぜん
)
より
飜然
(
ひらり
)
と
乘
(
の
)
る。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
鞍(くら)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ぐら
(逆引き)
島野は一目見て驚いて呆れた。しっくりと西洋
鞍
(
ぐら
)
置いたるに胸を張って
跨
(
またが
)
ったのは、
美髯
(
びぜん
)
広額の君ではなく、一個白面の美少年。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
鞍(ぐら)の例文をもっと
(4作品)
見る
あん
(逆引き)
威風堂々として
尚
(
な
)
ほ
鞍
(
あん
)
に
拠
(
よ
)
つて
顧眄
(
こべん
)
するの勇を示す、三十余年以前は西国の
一匹夫
(
いちひつぷ
)
、今は国家の元老として
九重
(
こゝのへ
)
雲深き
辺
(
あたり
)
にも、信任浅からぬ侯爵
何某
(
なにがし
)
の将軍なりとか
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
鞍(あん)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
くらつくり
(逆引き)
この尊像は、司馬
鞍
(
くらつくり
)
の
首
(
おびと
)
、止利仏師をして造らしめたのである。〕
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
鞍(くらつくり)の例文をもっと
(1作品)
見る
クラ
(逆引き)
資人
(
トネリ
)
の一人が、とつとゝ追ひついて来たと思ふと、主人の
鞍
(
クラ
)
に顔をおしつける様にして、新しい耳を聞かした。今行きすがうた知り人の口から、聞いたばかりの噂である。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
鞍(クラ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“鞍”の解説
鞍(くら)とは、人がウマに騎乗する際に用いる馬具の一種である。
(出典:Wikipedia)
鞍
漢検準1級
部首:⾰
15画
“鞍”を含む語句
鞍替
馬鞍
鞍覆
鞍馬
鞍上
鞍部
鞍馬寺
鞍下
乗鞍岳
鞍腰
空鞍
鞍山站
鞍皮
鞍壺
荷鞍
金鞍
鞍馬山
鞍掛
螺鈿鞍
鞍馬石
...
“鞍”のふりがなが多い著者
吉川英治
ワシントン・アーヴィング
中里介山
南方熊楠
宮原晃一郎
島崎藤村
紫式部
鈴木三重吉
水野仙子
林不忘