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美髯
ふりがな文庫
“美髯”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
びぜん
90.9%
びせん
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
びぜん
(逆引き)
そのまっ先に進んでくるのはまぎれもなし、青龍の
偃月刀
(
えんげつとう
)
をひっさげ、駿足
赤兎馬
(
せきとば
)
に踏みまたがって来る
美髯
(
びぜん
)
将軍——関羽であった。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
次ぎに、巣鴨學校の
美髯
(
びぜん
)
校長がゐる。お宮さんともとの
所天
(
をつと
)
、また今の所天との關係には、この校長は忘るべからざる人である。
泡鳴五部作:05 憑き物
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
美髯(びぜん)の例文をもっと
(20作品)
見る
びせん
(逆引き)
燈光
(
とうくわう
)
燦
(
さん
)
として
眩
(
まば
)
ゆき所、地中海の汐風に吹かれ来しこの友の
美髯
(
びせん
)
、如何に
栄々
(
はえ/″\
)
しくも嬉しげに輝やきしか、我は
実
(
げ
)
になつかしき詩人なりと思ひぬ。
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
美髯
(
びせん
)
、
禿頭
(
とくとう
)
、それがシヤツ、ヅボン
下
(
した
)
に、
大麥稈帽
(
おほむぎはらぼう
)
を
冠
(
かぶ
)
つて、
今
(
いま
)
しも
畑
(
はた
)
に
水
(
みづ
)
を
遣
(
や
)
つて
居
(
ゐ
)
る
處
(
ところ
)
。
探検実記 地中の秘密:03 嶺の千鳥窪
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
美髯(びせん)の例文をもっと
(2作品)
見る
“美髯”の意味
《名詞》
美しいほおひげ。
(出典:Wiktionary)
美
常用漢字
小3
部首:⽺
9画
髯
漢検1級
部首:⾽
15画
“美髯”で始まる語句
美髯公
美髯家
検索の候補
美髯公
美髯家
白皙美髯
赤面美髯
“美髯”のふりがなが多い著者
押川春浪
岩野泡鳴
江見水蔭
吉川英治
正岡容
泉鏡太郎
石川啄木
泉鏡花
江戸川乱歩
岡本かの子