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美髯
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びせん
ふりがな文庫
“
美髯
(
びせん
)” の例文
燈光
(
とうくわう
)
燦
(
さん
)
として
眩
(
まば
)
ゆき所、地中海の汐風に吹かれ来しこの友の
美髯
(
びせん
)
、如何に
栄々
(
はえ/″\
)
しくも嬉しげに輝やきしか、我は
実
(
げ
)
になつかしき詩人なりと思ひぬ。
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
美髯
(
びせん
)
、
禿頭
(
とくとう
)
、それがシヤツ、ヅボン
下
(
した
)
に、
大麥稈帽
(
おほむぎはらぼう
)
を
冠
(
かぶ
)
つて、
今
(
いま
)
しも
畑
(
はた
)
に
水
(
みづ
)
を
遣
(
や
)
つて
居
(
ゐ
)
る
處
(
ところ
)
。
探検実記 地中の秘密:03 嶺の千鳥窪
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
美髯
(
びせん
)
を一捻して主人の静かに答ふらく、然りアルノの河の畔など、伊太利の風光もさる事
乍
(
なが
)
ら、
然
(
しか
)
も我にはかの
瑞西
(
スイツツル
)
の楽天地、アルペン山の又なき神々しさを拝みたる許り嬉しき時はなかりき。
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“美髯”の意味
《名詞》
美しいほおひげ。
(出典:Wiktionary)
美
常用漢字
小3
部首:⽺
9画
髯
漢検1級
部首:⾽
15画
“美髯”で始まる語句
美髯公
美髯家