“眩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くら31.5%
まぶ31.4%
まばゆ10.2%
まば8.6%
2.3%
まわ1.9%
1.8%
まぶし1.5%
めま1.5%
げん1.1%
めくる1.0%
めくるめ0.7%
くらま0.7%
くる0.7%
くるめ0.7%
まぼ0.7%
めまぐる0.6%
めまい0.4%
くらめ0.4%
まは0.4%
めくら0.4%
つぶや0.3%
くろ0.1%
0.1%
はゆ0.1%
ひらめ0.1%
まちつ0.1%
まどわ0.1%
めくらめ0.1%
めまひ0.1%
0.1%
0.1%
マブ0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一種、眼のみそうなが室内にって、周蔵は起上って坐っていたが、私の入って来ると同時にまたごろりところんでしまった。
黄色い晩 (新字新仮名) / 小川未明(著)
彼は僕が庭先に立つてゐるのを認め、しばらくしげにこちらを眺めたかと思ふと、急に人なつこい微笑をうかべて、お辭儀をした。
南方 (旧字旧仮名) / 田畑修一郎(著)
雲の峰は崩れて遠山の薄く、見ゆる限りの野も山も海も夕陽のみて、遠近の森のに並ぶ夥多寺院のく輝きぬ。
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
自分にすぎた筒井であっただけゆいばかりの妻を得ていることが、どういうせにも増して底の深い倖せであったことであろう。
津の国人 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
と云うと今度はその小窓と反対側の低いを開けて、そこに掛かっている鉄の梯子伝いに奇妙なぶしい広い部屋へ降りて来ました。
人間腸詰 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
半「そんな事を云ってもいかんよ、悪事を平気な泥坊とはいいながら、目をしたお蘭さんを此の本堂の下の石室の中へ生埋にしたね」
おれは目がらみながら、仰向けにそこへ倒れてしもうた。おれの肉身に宿らせ給う、諸仏諸菩薩諸明王も、あれには驚かれたに相違ない。
俊寛 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
日數つてたばかりにへたものかいのをじつゝ全身びながら二人のするのをた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
貨幣の下落は、それほど庶民をいさせていた。いう迄もなく、物価はハネ上り、ことしも、上り脚の一方をたどっている。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
怪しきかな、恋愛の厭世家をせしむるの容易なるが如くに、婚姻は厭世家を失望せしむる事甚だ容易なり。
厭世詩家と女性 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
奇しくも黄金の十字の紋章かゞやきいだし、感激にめく一使徒がバプテスマの河をよろめき足して岸に這ひあがるごとく
展望 (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
答は無くて揮下したる弓の折は貫一が高頬発矢と打つ。きつつも行くを、猛然と追迫れる檳榔子は、の杖もて片手突に肩のと突いたり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
翌日になると刺すやうな風が新たな、眼をせるやうな降雪をもたらした。暮方迄には、谷は埋り、人通りも殆んど難かしかつた。
ブンと風をきり、五十も海にむかって、突き刺さって行く槍の穂先きが、波にちるとき、キラキラッと陽にめくのが、素晴しい。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
私は、目がいて四辺が暗くなる様な気がすると、忽ち、いふべからざる寒さが体中をかせた。皆から三十間も遅れて、私も村の方に駈け出した。
二筋の血 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
時刻は暮に近い頃だったから、日の色はにもにも射さないで、しい局部もなく、総体が粛然びすしい十字のの上に超越していた。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
たださえ暑い陽が一層しく、じっとりと手足が汗ばんできて、痛いほど全身がり回されるような、気がしてくるのです。
墓が呼んでいる (新字新仮名) / 橘外男(著)
上物のだけでも三、四十、ほか具足やら腹巻やら、と来たら、ちょっと、がしそうな程のおえだ。ただ弱ったのは日限さ。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
先づ雲に隱れた巨人のを染め、ついで、其金色の衣を目もく許に彩り、軈て、ねく地上の物又物を照し出した。朝日が山の端を離れたのである。
葬列 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
つて、揉拔れて、一羽バタリとちてしたのを、をのませていきかへらせて、そしてしたがあつたのをえてる。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
それは皆、むばかりの力で「闇夜」の中を運ばれてゆくい小舟の上に、相並んで結びつけられてる悲惨の仲間であった。
「どうも、失敗ってばかりいる」と、にんじんはく——「それにらのきたねえで、こら、指がべたべたすらあ」
にんじん (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)
もて業となす醫師ゆゑ惡き荷擔はせずと奉行に向ひ立派に云ひめんとこそ計りしが今我面を見知たる和吉が出しにと計りれて面色の如くにひ出せば忠相ぬしを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
し、し、あまりにゆし
春鳥集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
ああ運命のきをも
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
が、やがて眼が微光のきに慣れるにつれて、それが疑いもなくくらであり、しかも歯のない口をあんぐりと開いて、そこからすやすや、寝息が洩れているのを知った。
白蟻 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
本當つたんだよなあ日輪までぽくなつたやうなんだよ」おつぎはえるやうな口吻で一掛蒲團をとつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
そして月桂樹の冠はFなる魔法使いの頭に落ち、Fなる魔法使いは、その名誉ある冠を以て、空想の少女をさんとし、猩々緋の舌を動かします。
レモンの花の咲く丘へ (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
盛綱めも今朝は、くほど、すき腹になり申した
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
汗みづくになつて滝をき、山をき、鶴をき、亀をき、洋妾のやうな観音様をき、神戸市長のやうな馬をきしてゐるうちに、到頭がして自分にも判らぬやうな変な物をき出した。
北枕なぞを喰うた後で、外へ出て太陽光に当ると、眼がうてフラフラと足が止まらぬ位シビレます。その気持のえ事というものは……。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「いえ、それでしたら御心配いりませんわ。私、もう五、六年も毎年葵原と一緒にヨットの練習をやっているんですもの——一度だって、ったこと御座いませんの——」
葵原夫人の鯛釣 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
ソハアマリニシ。
光ノミ (新字旧仮名) / 北原白秋(著)