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『葵原夫人の鯛釣』
ふりがな文庫
『
葵原夫人の鯛釣
(
あおいはらふじんのたいつり
)
』
葵原夫人は、素晴らしい意気込みである。頬に紅潮が漂って来た。 「では、いけませんか?」 と、念を押す。 「いけない、と言うことはありませんが、一体に婦人は舟に弱いものですからね」 「いえ、それでしたら御心配いりませんわ。私、もう五、六年も毎 …
著者
佐藤垢石
ジャンル
芸術・美術 > スポーツ・体育 > 釣魚 遊猟
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約17分(500文字/分)
朗読目安時間
約28分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
眩
(
よ
)
噪
(
はしゃ
)
顰
(
しか
)
走
(
は
)
籠球
(
ろうきゅう
)
風丰
(
ふうぼう
)
十能
(
じゅうのう
)
霙
(
みぞれ
)
起
(
た
)
徂
(
ゆ
)
茲
(
ここ
)
舟眩
(
ふなよい
)
舁
(
かつ
)
翫味
(
がんみ
)
恬然
(
てんぜん
)
穿
(
は
)
怺
(
こら
)
異
(
ちが
)
海豚
(
いるか
)
浬
(
カイリ
)
流石
(
さすが
)
気嚢
(
きのう
)
捌
(
さば
)
懶
(
ものう
)