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翫味
ふりがな文庫
“翫味”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
がんみ
78.9%
ぐわんみ
21.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がんみ
(逆引き)
蕪村は読書を好み和漢の書何くれとなくあさりしも字句の間には眼もとめず、ただ大体の趣味を
翫味
(
がんみ
)
して満足したりしがごとし。
俳人蕪村
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
真にいまだ先覚者の説を
翫味
(
がんみ
)
せずしてこれを誤解
敷衍
(
ふえん
)
するあり、あるいはその反対の人あえて主唱者の意を
酙酌
(
しんしゃく
)
せずしてこれを誤解弁駁するあり
近時政論考
(新字新仮名)
/
陸羯南
(著)
翫味(がんみ)の例文をもっと
(15作品)
見る
ぐわんみ
(逆引き)
而して文士の著作を
翫味
(
ぐわんみ
)
するもの、武士と平民との間に
凡
(
すべ
)
ての現象を通じて顕著なる相違あることを、研究せざるべからず。
徳川氏時代の平民的理想
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
「これあ実際掘り出しものですぜ。」養嗣子はせつせと裂で拭いては、
翫味
(
ぐわんみ
)
してゐた。
町の踊り場
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
翫味(ぐわんみ)の例文をもっと
(4作品)
見る
翫
漢検準1級
部首:⽻
15画
味
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“翫”で始まる語句
翫具
翫
翫弄
翫賞
翫物
翫弄物
翫読
翫具屋
翫右衛門
翫香
“翫味”のふりがなが多い著者
有島武郎
高浜虚子
正岡子規
正宗白鳥
徳田秋声
中里介山
北村透谷
谷崎潤一郎
伊藤野枝
佐藤垢石