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翫弄
ふりがな文庫
“翫弄”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おもちゃ
30.0%
がんろう
30.0%
おもちや
20.0%
ぐわんろう
10.0%
なぶりもの
10.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おもちゃ
(逆引き)
「あなたは人を
翫弄
(
おもちゃ
)
にする気だったんです。あの時の言い草がそうだったんですもの。男はずうずうしいものだと、私はそう思った。」
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
翫弄(おもちゃ)の例文をもっと
(3作品)
見る
がんろう
(逆引き)
享保以後無学無識の徒に
翫弄
(
がんろう
)
せらるるに至って雅語ようやく消滅し俗語ますます用いられ、意匠の野卑と相待って純然たる俗俳句となり
了
(
おわ
)
れり
俳人蕪村
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
翫弄(がんろう)の例文をもっと
(3作品)
見る
おもちや
(逆引き)
女に
翫弄
(
おもちや
)
にされて女を翫弄にした気でゐるのが俺達には余程浅ましく見える。
如何
(
どう
)
だい大将——女殺しを鼻の
頭
(
さき
)
に
揺下
(
ぶらさ
)
げる先生、一本参つたらう。
犬物語
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
翫弄(おもちや)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
ぐわんろう
(逆引き)
常に
謂
(
おも
)
へらく、人間はいかにいかなる高尚の度に達するとも、
畢竟
(
ひつきやう
)
するに或種類の偶像に
翫弄
(
ぐわんろう
)
せらるゝに過ぎず、悟るといふも、悟ること能はざるが故に悟るなり
我牢獄
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
翫弄(ぐわんろう)の例文をもっと
(1作品)
見る
なぶりもの
(逆引き)
仮にこの女と本田と取組ましたなら、お勢のように本田の
翫弄
(
なぶりもの
)
にならないでかえって本田を翫弄にしたかも知れない。
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
翫弄(なぶりもの)の例文をもっと
(1作品)
見る
“翫弄”の意味
《名詞》
玩具などをもてあそぶこと。
人を愚弄すること。
(出典:Wiktionary)
翫
漢検準1級
部首:⽻
15画
弄
常用漢字
中学
部首:⼶
7画
“翫弄”で始まる語句
翫弄物
翫弄犬
検索の候補
翫弄物
翫弄犬
“翫弄”のふりがなが多い著者
内田魯庵
徳田秋声
正岡子規
国木田独歩
北村透谷