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翫弄
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がんろう
ふりがな文庫
“
翫弄
(
がんろう
)” の例文
享保以後無学無識の徒に
翫弄
(
がんろう
)
せらるるに至って雅語ようやく消滅し俗語ますます用いられ、意匠の野卑と相待って純然たる俗俳句となり
了
(
おわ
)
れり
俳人蕪村
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
軍人は軍人で、
殊
(
こと
)
に下士以下は人の娘は
勿論
(
もちろん
)
、
後家
(
ごけ
)
は勿論、
或
(
あるい
)
は人の妻をすら
翫弄
(
がんろう
)
して、それが当然の権利であり、国民の義務であるとまで済ましていたらしい。
酒中日記
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
元禄時代に雅語、俗語相半せし俳句も、
享保
(
きょうほ
)
以後無学無識の徒に
翫弄
(
がんろう
)
せらるるに
至
(
いたっ
)
て雅語漸く消滅し俗語ますます用ゐられ、意匠の野卑と相待て純然たる俗俳句となりをはれり。
俳人蕪村
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
“翫弄”の意味
《名詞》
玩具などをもてあそぶこと。
人を愚弄すること。
(出典:Wiktionary)
翫
漢検準1級
部首:⽻
15画
弄
常用漢字
中学
部首:⼶
7画
“翫弄”で始まる語句
翫弄物
翫弄犬