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翫
ふりがな文庫
“翫”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
もてあそ
93.3%
あそ
6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もてあそ
(逆引き)
結局は甲冑の如く床の間に飾られ、弓術の如く食後の腹ごなしに
翫
(
もてあそ
)
ばれ、
烏帽子
(
えぼし
)
直垂
(
ひたたれ
)
の如く
虫干
(
むしぼし
)
に昔しを
偲
(
しの
)
ぶ種子となる外はない。
四十年前:――新文学の曙光――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
書画や骨董を
翫
(
もてあそ
)
ぶのは何よりの
楽
(
たのし
)
みだという人もあろうが主人一人の
慰
(
なぐさ
)
みで妻君や家族は一向書画の趣味を解せん。してみると主人一人の
翫具
(
おもちゃ
)
だ。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
翫(もてあそ)の例文をもっと
(14作品)
見る
あそ
(逆引き)
これも大黒に縁ある甲子の祭りにその使い物の鼠を愛し
翫
(
あそ
)
ぶようだが、本は鼠が大黒柱を始め建築諸部を損ぜぬよう、鼠を捉うるまねしてこれを
厭勝
(
ようしょう
)
したのであろう。
十二支考:11 鼠に関する民俗と信念
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
翫(あそ)の例文をもっと
(1作品)
見る
翫
漢検準1級
部首:⽻
15画
“翫”を含む語句
翫弄
賞翫
翫具
翫賞
翫弄物
翫味
芝翫
愛翫
翫物
御賞翫
称翫
翫右衛門
翫具屋
翫読
翫香
賞翫力
耽翫
芝翫茶
翫雀
翫水
...
“翫”のふりがなが多い著者
村井弦斎
押川春浪
山路愛山
南方熊楠
内田魯庵
森鴎外
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
北村透谷
和辻哲郎
永井荷風