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虫干
ふりがな文庫
“虫干”の読み方と例文
旧字:
蟲干
読み方
割合
むしぼし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むしぼし
(逆引き)
結局は甲冑の如く床の間に飾られ、弓術の如く食後の腹ごなしに
翫
(
もてあそ
)
ばれ、
烏帽子
(
えぼし
)
直垂
(
ひたたれ
)
の如く
虫干
(
むしぼし
)
に昔しを
偲
(
しの
)
ぶ種子となる外はない。
四十年前:――新文学の曙光――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
小供のとき家に五六十幅の
画
(
え
)
があった。ある時は床の間の前で、ある時は蔵の中で、またある時は
虫干
(
むしぼし
)
の折に、余は
交
(
かわ
)
る交るそれを見た。
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
その鏡はなんとかいう寺の宝物のようになっていて、明治以後にも
虫干
(
むしぼし
)
の時には陳列して見せたそうであるが、今はどうなったか判らない。
青蛙堂鬼談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
虫干(むしぼし)の例文をもっと
(16作品)
見る
虫
常用漢字
小1
部首:⾍
6画
干
常用漢字
小6
部首:⼲
3画
“虫干”と季節(夏)が同じ季語
食物|
氷水
蕗
黒鯛
鮎
虎魚
行事|
氷室
練供養
峰入
幟
祭
植物|
葉桜
向日葵
蓮花
時候|
白夜
梅雨明
盛夏
大暑
立夏
天文|
黒南風
喜雨
虹
梅雨
雲海
地理|
滝
氷河
植田
噴井
御来迎
動物|
油虫
甲虫
繭
夜光虫
蝦蟇
人事|
寝冷
伊予簾
汗水
登山
船遊
“虫干”と分類(人事)が同じ季語
春|
種物
春衣
白子干
雉笛
蚕卵紙
夏|
花氷
風鈴
田植
端居
麦笛
秋|
燈籠
冬仕度
鳴子
豊年
秋簾
冬|
焚火
鼻水
暖房
炭
火事
新春|
注連飾
歌留多
門松
年賀状
初湯
“虫干”で始まる語句
虫干幕
虫干仕舞
検索の候補
虫干幕
虫干仕舞
“虫干”のふりがなが多い著者
三島霜川
内田魯庵
夏目漱石
永井荷風
薄田泣菫
正岡子規
与謝野晶子
岡本綺堂
森鴎外
泉鏡花