トップ
>
むしぼし
ふりがな文庫
“むしぼし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
虫干
84.2%
蟲干
10.5%
曝涼
5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
虫干
(逆引き)
小供のとき家に五六十幅の
画
(
え
)
があった。ある時は床の間の前で、ある時は蔵の中で、またある時は
虫干
(
むしぼし
)
の折に、余は
交
(
かわ
)
る交るそれを見た。
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
むしぼし(虫干)の例文をもっと
(16作品)
見る
蟲干
(逆引き)
其夏の事なりし
師匠
(
ししやう
)
感應院の
供
(
とも
)
して和歌山の城下なる
藥種屋市右衞門
(
やくしゆやいちゑもん
)
方へ參りけるに感應院は
奧
(
おく
)
にて祈祷の内寶澤は
店
(
みせ
)
に來り
番頭
(
ばんとう
)
若者も
皆
(
みな
)
心安
(
こゝろやす
)
ければ
種々
(
さま/″\
)
の
咄
(
はなし
)
などして居たり
然
(
しか
)
るに此日は藥種屋にて土藏の
蟲干
(
むしぼし
)
なりければ寶澤も
藏
(
くら
)
の
二階
(
にかい
)
へ上りて見物せしが
遂
(
つひ
)
に見も
慣
(
なれ
)
ざる品を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
むしぼし(蟲干)の例文をもっと
(2作品)
見る
曝涼
(逆引き)
土用の明けた翌日からいつも武田家では
曝涼
(
むしぼし
)
をした。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
むしぼし(曝涼)の例文をもっと
(1作品)
見る