“月見”の読み方と例文
読み方割合
つきみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お月見(つきみ)にといってあなたを誘(さそ)い出(だ)して、こんな山奥(やまおく)へ連(つ)れて来(き)たのは、今年(ことし)はあなたがもう七十になって、いつ島流(しまなが)しにされるか分(わ)からないので
姨捨山 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
萱にはいくつかの種類があるが、まず東京でいう薄尾花(すすきおばな)のことで、郊外のわたしの家の狭い庭でも、お月見(つきみ)に插(さ)すくらいなら、栽(う)えなくとも自然に生える。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
岸のところどころに芒(すすき)が生えている。近づいて見ると「この草取るべからず」という制札を立ててあって、後(のち)の月見(つきみ)の材料にと貯えて置くものと察せられた。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)