“十月”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とつき64.3%
じふぐわつ19.0%
オクチャーブリ11.9%
かみなづき2.4%
ジュウガツ2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「うむ、月輪殿も、きょうはだいぶお長座ながいことだ」そこへ、奥から一人の僧が、まだ生後やっと十月とつきぐらいな嬰児あかごを抱えてきて
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
つてりました「わたくしせがれわたくしことかずに、十月じふぐわつたゝり家出いへでをしたばかりに、海蛇うみへびられてしまひました。」
然し勤労者の中には「十月オクチャーブリ」以後ソヴェト同盟で生産は生産のために行われているという羨むべき事実を理解しない「棒杭ぼうぐい奴」もある。
この里ちかき白峯といふ所にこそ、二〇新院のみささぎありと聞きて、拝みたてまつらばやと、十月かみなづきはじめつかた、かの山にのぼる。
このサクラの本名は十月ジュウガツザクラというもんだ。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)